共学講座

第2回 メディカル・ハッカソン「Medi Go!とりだい」
日時
令和7年9月20日、21日、23日
場所
鳥取大学医学部 総合教育棟
ショートレクチャー

9月20日、21日、23日の3日間にわたり、生成AIにプログラムを書いてもらう次世代のコーディング手法「バイブコーディング」を活用したメディカル・ハッカソン「Medi Go!とりだい」を開催いたしました。

医師、社会人、教員、学生など、多様なバックグラウンドを持つ総勢19名の皆様にご参加いただき、医療現場の課題解決に向けた熱い3日間となりました。

イベント概要

参加した5名の医師がそれぞれ抱える現場の課題をテーマに設定し、チームを形成。医療とテクノロジーの融合により、5つの具体的な成果物を生み出しました。医療の専門知識と最新のAI技術が交わることで、実践的なソリューションが次々と形になっていく様子は、まさに新しい医療の可能性を感じさせるものでした。

参加者の声

参加者の皆様からは、貴重なフィードバックをいただきました。

学びと成長

  • 「いろいろ学びがある3日間でした。ありがとうございました」
  • 「これまで医療現場について全く知る機会がなかったですが、現場の課題だけでなく、普段の業務のことなども知ることができて勉強になりました。参加させていただいて本当によかったです」
  • 「コーディングという知識がない人にとってはなかなか足を踏み入れづらい分野だが、AIを活用し共同作業者とすることで、分からない点や思いを実現するために必要なことなど全て教えてくれるのが素晴らしいと思った」

モチベーションと意義

  • 「『誰かのためになる』というモチベーションも維持しつつ開発できたのはよかったと思います」
  • 「個人的にはこの取り組みをもっと県内の皆さんに知っていただきたいと感じました。高専生や米子近辺のIT企業の方、鳥取県産業技術センター経由で企業向けに情報発信していただけると、エンジニア面での広がりが増えてくれると感じました」

改善提案 今後のさらなる充実に向けて、作業環境の工夫、参加者によるLT(ライトニングトーク)の実施、テーマ設定の工夫など、貴重なご意見もいただきました。これらのフィードバックは、次回開催の際に活かしてまいります。

参加者満足度

  • 満足度: 8.5点 / 10点満点
  • 他者への推奨度: 8.3点 / 10点満点

高い評価をいただき、本イベントの意義と価値を実感しております。

今後に向けて

医療現場の課題とテクノロジーをつなぐ本イベントは、専門性の異なる参加者が互いに学び合い、新たな価値を創造する場となりました。「バイブコーディング」という最新の手法により、プログラミング初心者の方でもアイデアを形にできる可能性が広がっています。

今後も、医療とテクノロジーの架け橋となるような取り組みを継続してまいります。次回の開催情報もどうぞお楽しみに。

ご参加いただいた皆様、ご協力いただいた関係者の皆様、誠にありがとうございました。

第2回 メディカル・ハッカソン「Medi Go!とりだい」
講座の模様