2025年3月14日、第4回『医工ぜ!とりだい Startups EXPO&シンポジウム』を開催いたしました。
EXPOは、参加企業の皆様が、医療にまつわる自社サービスや製品を、医師や医療従事者・他企業・医学生などに対し、体験を通してその魅力を伝える場です。
中には参加者(ドクターや医療従事者、医学生)の列が絶えない企業もあり、会場内は大変な活気を見せていました。
スタートから自発的に交流を深めあう参加企業の方々、医療機器について真剣に学びに来た医学生、そして医療従事者と一般企業の皆様の積極的な対話を目の前にして、新たな「医工連携」イノベーションの予感を感じることができました。
またシンポジウムでは、医療×技術革新にまつわる4つのテーマについて、それぞれVCやPMDA経験者をパネリストとして呼び、ディスカッション形式で我々に学びを与えてくれます。
毎年開催で今回で第4回目となるEXPO&シンポジウムですが、例年以上の参加者を動員し、主催者側の我々としても『医工連携』の需要の高まりを肌で感じられるイベントとなりました。
とはいえ、まだ我々が思いもよらないイノベーションの種は埋もれているだろうし、そのすべてを掘り起こしていけるほど我々の力も十分ではございません。
次なる医工連携に向け、共学講座はこれからも日々邁進してまいります。
発心Ⅱコースの一歩上を行くコースとして今年度も発心Ⅱ+コースを開催中です。
医療機器開発におけるリーダーシップやファシリテーション、薬事戦略についてのセミナーを開催いたしました。
鳥取大学が長年、医療機器開発の様々なプロジェクトに携わってきた経験をもとに、リーダーシップスキルの向上や新しいツールの習得、医療機器開発に関する実践的なレクチャーを行い、6名の方々が集まってくれました。
実際の現場の雰囲気を感じながら、オンラインでの柔軟な参加も可能という形式は大変好評を頂きました。
受講者からは、「とても満足した」という声や、「新しい知識を得ることができた」、「実践的な有料級の知識を得られた」など、うれしいご感想を多数いただきました。このセミナーを通じて多くの方々に新しい視点や知識を提供できたことは大変嬉しく思います。今後もこのようなセミナーを開催していく予定ですので、興味のある方はぜひ参加してみてください。
医工連携情報交流会 “ゆるふわMedtec Mixer”は、昨年度より始めた新しい企画で今回で6回目です。
世界中では目まぐるしく技術や状況が変化する中で、医療と工学的な技術の融合も大変活発化しています。
それに対応するために、我々は医工連携情報交流会、通称 “Medtec Mixer”を開催し、医療スタッフ、技術者、大学の研究者、学生が互いに交流し、知識とアイデアを共有することを図っています。
“ゆるふわMedtec Mixer”では、各種専門分野からのゲストスピーカーやパネリストの興味深いプレゼンテーションを聴くことができました。
開催にあたり、企業と医療従事者ら、総勢20名前後が参加し、異分野の交流を促進することができました。
引き続き自由な雰囲気で、新たな人々と出会い、共有することを目的に開催してまいります。
- 開会挨拶
(鳥取大学医学部附属病院 病院長 武中院長)- 医工連携取組の紹介
- 新規医療研究推進センターの紹介
(新規医療研究推進センター 部門長 古賀先生)- 医療技術職のモットー・目的などについてのご紹介 山下先生
- 看護部のモノづくり活動などについてのご紹介 庄川先生
- 基調講演 妙中先生
- プログラムディレクターとしての推進方針
- 医工連携事業の意義
- シリーズ開発・基盤プロジェクトなど
- 質疑応答
- 閉会の挨拶