これまで医療機器開発人材の育成を目的としたプログラムを共学講座で実施していましたが、今年度から新たにスタートアップ人材の育成を目的としたプログラムを実施することとなりました。
医療機器を取り扱うスタートアップ企業やスタートアップを目指す方はもちろん、医療や健康、ヘルステックなどの分野でのスタートアップや新規事業の創出、医療系の新分野への挑戦などを検討されている企業や個人の方、医療従事者、起業等の支援者など、幅広く参加していただけるプログラムを展開していきます。
令和6年度は下記の4つのプログラムを実施いたします。詳細や申し込み方法等については、今後公開される各プログラムの募集ページ等をご確認ください。
スタートアップに関わられている方であれば聞いたことがある「Seed(種)」や「Growth(成長)」など、植物の成長に関係する言葉がスタートアップでは使われています。この度のプログラムでは植物・花の成長などに関連する言葉をプログラム名に選び「スタートアップ=開花」と設定し、「Tane(種)」「Tubomi(蕾)」「Haname(花芽)」「Ketuzitu(結実)」の4つのプログラムを実施します。
スタートアップについて詳しく知らない方やイメージを持ちにくい方でも、参加することでスタートアップのイメージが持てるプログラムの実施や、スタートアップを行う上で必要とされるスキルなどを体験・学ぶことができるプログラムなどを実施します。
スタートアップや新規事業等、新しいことに挑戦してみたい・関心のある人を、これから成長し開花する「Seed(種)」に見立て、これから成長し開花(スタートアップ)するための入り口となるプログラムです。
スタートアップとはどのようなものなのか、スタートアップのポイントや課題について、起業家や起業支援者、投資家(VC)などの起業に関係する職種の方から講演形式で話しを聞くプログラムです。
開催期間は2024年10月~2025年1月で、計7回開催します。
スタートアップ(開花)に必要なスキル(栄養)を蓄積する段階を「Tubomi(蕾)」に見立てています。
スタートアップに取り組むにあたり、必要とされるスキルの中で「顧客課題(ニーズ)解決へのアプローチ手法」「顧客ヒアリング手法」「プロトタイプ方法論」等をワークショップ形式で学ぶことができるプログラムです。
開催期間は2024年10月~2025年1月で、各月1回の計4回開催します。
スタートアップに必要となる支援(技術や人的資源など)や資金調達を得る段階を、開花の前段階となる「Haname(花芽)」に見立てています。
必要な支援や資金調達を得るために必要となるピッチスキルについて、セミナーやワークショップ等を通じて学び、実際にピッチを行う機会(ピッチコンテストなど)を提供し、ピッチの経験やフィードバックを得ることができるプログラムです。
開催期間は2024年10月~12月で、セミナー3回、コンテスト1回(12月)を開催します。
これまで考えたアイデアを、実際に形にする段階を、実を結ぶ「Ketuzitu(結実)」に見立てています。
自身のアイデアを、複数人でチームを組み協力して形にします。エンジニアと連携しアイデアを実現するアプリケーションを開発することや、3Dプリンター等を活用し実際にモノを作るなどを、アイデアを形にするプログラムです。
開催期間は2025年2月or3月で、週末の2日間を使っての開催となります。
・共学講座HPで今後公開する各プログラムの募集ページを参考にしてください。(順次公開)
・参加費は無料です。
・各プログラムに共通して、共学講座の「誓約書」「参加確認書」の別途提出をお願いします。
<書面リンク:https://kyogaku.net/doclist/?Cate=writtenoath>
・医療機器、健康、ヘルステック等の医療に関連するスタートアップや新規事業、新分野進出等を検討されている企業や個人、医療従事者、学生など幅広く参加していただけます。